「SNSをやらないと集客できない」
「毎日投稿しないと結果が出ない」…
そんな言葉をよく耳にしませんか?
特にWeb集客を始めたばかりの初心者は、SNSをやることが当たり前のように感じてしまいます。
そんな私も同じでしたけど…
とにかく投稿数を増やせば、フォロワーも増えて集客につながると信じていました。
でも、現実は違いました。
そもそも、SNSのサービスを提供する会社の収益モデルってご存知ですか?
Facebook、Instagram、YouTube、TikTok、X…どれも無料で簡単に始められます。
でも、その裏側で見えなくなっているものがあります。
それが「SNSのビジネスモデル」です。
SNSのビジネスモデルを理解していますか?
SNSは、
「無料」、「簡単」、「お手軽」、
そしてSNS「利益を上げている人がいる!」っていうのに惹かれます。
でも、SNSの運用方法ではなく、そもそもSNSって「なんで無料で使えるの?」
っていうことに目を向けると、少し認識が変わってくるかもしれません。
なぜSNSは無料で使えるのか?
SNSは「無料で始められる」のが当たり前になっています。
でも、なぜ無料なのでしょうか?
それは、SNSで「広告出してくれる人を集めたい」からにあります。
いきなり「広告出しましょう」と言っても、「はぁ???」となります。
なので、まずは無料で多くの利用者を集めます。
そして、利用者が増えれば増えるほど、広告主に対して「このプラットフォームにはこれだけのユーザーがいます」とアピールできます。
つまりSNSは、SNSを利用する人だけを顧客とするのではなく、広告主に「広告枠を提供する場所」でもあるのです。
SNSの収益源=広告
SNSの会社にとって本当のお客様は「広告主」です。
だからこそ、自然投稿よりも広告を優遇するのは当然のこと。
自然投稿が無限に出て、広告があまり出ないようになると、広告主は利用する価値がなくなります。
広告主が減るとSNSを運営できなくなってしまうのうで、広告料を払ってくれた分だけ広告を出します。
私たち利用者にとっては残念な話かもしれませんが、これが現実だったりします。
SNSのアルゴリズムの正体
無料の投稿は埋もれ、広告の露出が増える。
なんでそんなことが起こるのでしょうか?
広告価値を守るための最適化
SNSは常にアルゴリズムを調整しています。
アカウント数や投稿数が増えれば情報が飽和し、利用者の体験が悪化します。
それを避けるために「最適化」と称してアルゴリズムを更新します。
結果として、広告がより見てもらえるように優遇される仕組みになっています。
SNSの目的は「ユーザーの滞在時間を増やすこと」
SNSの目的は「利用者が長く滞在すること」です。
長く滞在すればするほど、広告を見てもらえる機会が増え、SNS側の収益が増えるからです。
なので、拡散性よりも「滞在時間を増やす投稿」が評価されやすくなっています。
参考:
例えばInstagramなんかは初期の頃、1枚の画像で投稿するのが当たり前でした。
それが、複数枚の画像を投稿するようになり、ストーリーズやリールなどのショート動画などを投稿できるようにして、利用体験を上げる工夫をしてきました。
でも、その裏側にあるのは、徐々に長く観るもの・滞在してもらうものを増やしてきた。
そして、SNSの利用者・運営者が「動画を投稿しないと」って言うようになったと思いませんか?
その背景には、「滞在時間」という目的があって、それを「評価する=フィードに出す」みたいな流れになってきた。
知ってても知らなくても、なんとなく、みんながそれに乗っかっている…って感じのところがあります。
なぜSNS運用で成果が出にくいのか?
「毎日投稿しているのに反応ゼロ」の理由
多くの人が「数をこなせば成果が出る」と考えます。
私も1000以上の投稿をしましたが、思ったような結果にはつながりませんでした。
理由は単純で、自然投稿のリーチが制限されているからです。
これまた残念なことですが、「投稿数=成果」ではありませんでした。
成功者の影に隠れた誤解
SNSの成功事例はよく見かけます。
しかし、その裏には広告活用やチームでの運用、仕組み化があります。
これらは初心者にはなかなか真似できない部分です。
表面的に「成功者のやり方」を真似しても成果が出ないのは当然です。
また、チームで運営している大企業であっても、いいねやフォロワーは増えているが、実際に集客につながっているかはわからない…
なんてことも言われています。
参考:
これはネットで調べると、結構、記事やニュースが出てきます。
例えば、「SNS集客 成功事例」とか。
大体、いいねやフォロワー数、再生数が
○倍!増
〇〇倍アップ!
〇〇○いいね!
〇〇○%アップ!
「おおぉ〜」とは思うものの、集客数は?みたいな感じがします。
ビジネスモデルから逆算するSNS運用戦略
無料の投稿・自然投稿で拡散性がないかもしれないSNSをどうやって使うか?
ってなるのですが、あなたならどうやって運用していきますか?
web集客の初期段階なら運用しないというのも一つの選択肢ですが、もし運用するなら…
SNSの役割を正しく捉える
SNSは「拡散ツール」ではなく、「信頼関係を築く場」として使う。
見込み客にとって役立つ情報を発信し、信頼を積み重ねる。
web集客は広告や他の施策と組み合わせてはじめて効果が出ます。
SNS単体で集客を完結させるのは難しいという認識を持っているといいかもしれません。
初心者がSNSで疲弊しないために
初心者が疲弊してしまう理由は「毎日投稿=成果」という思い込みです。
アルゴリズムや収益構造を理解せずに、やみくもに投稿を繰り返しても消耗するだけになってしまいます。
なので、まずは自分の拠点(HPやブログ)を整え、そこに誘導する窓口としてSNSを活用することが現実的です。
「やらない選択肢」もある
SNSと相性が悪い業種も存在します。
例えばBtoBや専門的なニッチ業界では、SNSよりもSEOや紹介の方が効果的な場合もあります。
「お客さんが本当にSNSを使っているか?」を基準に判断してみるのがいいかと思います。
そこにお客さんがいないのであれば、無理にSNSに取り組む必要はない…んじゃないかなと。
まとめ:SNSは無料ではなく“広告ビジネス”と理解しておこう
SNSの裏側?ではありませんが、ちょっと別角度からお伝えしてきました。
まとめると、
- SNSは「無料で集客できる魔法のツール」ではない。
- SNSの収益構造を理解すると、「自然投稿で成果が出にくい理由」が見えてくる。
- SNSは「拠点(HPやブログ)を補助するツール」として使うのが現実的。
って感じです。
特にweb集客の初期段階、初級者でってなると、戦略の前にまずは手を動かしてしまう…
私自身も同じで、数百・数千の投稿を繰り返しても成果が出ない経験をしました。
なぜか?それは、SNSの仕組みを理解せずに「投稿さえすれば集客できる」と思い込んでいたからです。
だからこそ伝えたいのは、SNSを「やる・やらない」を決める前に、まずはビジネスモデルを理解しておくといいかなと思います。
SNのプラットフォームは「私たちに集客させてくれる場所」ではなく、「広告を売るための会社」です。
この前提を知った上で戦略を立てれば、SNSに振り回されず、むしろ賢く活用できるようになります。
