SNS運用は当たり前?という風潮の中で…

本当に必要でしょうか?

「SNSをやらないと集客できない」
「発信しないと置いていかれる」…

こんな言葉、耳にしたことはありませんか?

特にWeb集客を始めたばかりの人ほど、「SNSをやるのが当たり前」と思い込んでしまいがちです。

ちなみに私もそうでした…

周りがやっているから、
同業がやっているから、
で、なんとなく自分も始めないと…と焦ってしまう。

けれど本当に、駆け出しの段階からSNS運用は必要なのでしょうか?

SNS運用が推奨される一般的な理由

SNSには、一般的なメリットと、実際の現実とのギャップがあります。

まずは、SNSの拡散性や始めやすさ、運用の手軽さなど魅力的なところから見ていきましよう。

SNSには拡散性がある

SNSといえば「拡散力がある」と言われます。

リツイートやシェアで一気に広がる可能性がある。

確かに、数年前まではこれが強力な武器でした。

SNSは始めやすく運用も手軽

アカウントを作るだけで誰でもスタートできます。

投稿もスマホ一台で可能。

コストもゼロで始められるため、初心者にはハードルが低く感じられます。

SNSは無料で運用できる

広告費を使わなくても自分の言葉を届けられる。

これも魅力です。

「お金をかけずに集客できるなら」と思うのは当然ですよね。


こうした理由から、「SNSはやった方がいい」という意見が多いのです。

また、あなたの回りもこういった理由から当然のように運用している可能性が高いです。

ですが…
本当にそうでしょうか?

でも…SNS運用の現実はどうでしょう?

次は、SNS界隈の現状です。

数年前とは随分、状況が変わってきました。

SNSへの参入者は個人だけじゃない

今やSNSは、個人だけでなく大企業も参入しています。

大手だとSNS運用のプロ・コンサルタントをつけ、チームで戦略的に運用しています。

そんな中で初心者が一人でなんとなくで投稿…

そして埋もれてしまう…

というのが現実に起こっています。

広告が主流になった

アルゴリズムは自然投稿よりも広告を優先的に表示するように設計されています。

結果として「お金をかけた人が強い世界」になりました。

何年も前から、投稿したものは「全てのフォロワーに届かなくなった」と言われていますが、より顕著になっています。

今では普通の投稿で広がるのは難しい時代です。

拡散性は昔ほどない

かつては一つの投稿がバズって何万人にも届くことがありました。

でも今は拡散が起こりにくく、いいねやフォロワーが増えても、問い合わせや売上に直結することは稀です。

見られるものはより見られ、見られないものはさらに埋もれやすい…

バズる以前の問題?とも取れますが…

そんな現状があります。

初心者がSNS運用で陥りやすい罠

SNSの運用目的は「集客しよう!」って感じで始めるのですが、

最初の段階で方向性が定っていない…

そしてなぜか途中から目的が変わってしまう…

なんてことがあります。

SNSの投稿を“日記”にしてしまう

「今日はこんなことをしました」という投稿。

反応はもらえるかもしれませんが、集客には繋がりません。

フォロワーが友人・知人が中心ならなかなか集客には結びつきません。

フォロワー数を追いかける

とりあえず「1000人フォロワーがいれば集客できる!」と思いがちですが、現実は違います。

フォロワー数が増えても、売上が増えるとは限りません。

フォロワーはフォロワーであって、お客さんではなかったりします。

1000人もフォロワーがいれば「そのうち何人かは反応してくれはず!」とも思っても、「無(む)…」ということはよくあります。

「やらなきゃダメ」という思い込み

周りがやっているから自分もやらなきゃ…という心理。

これは「現状維持バイアス」や「損失回避の心理」が働いている状態です。

例えばみんなでお金を出し合って宝くじを買う。

そして、当選したらみんなで分け分け。みたいな感じです。

ここで参加しなかったら…
もし高額当選したとき、その中に入っていなかったら…

で、当選確率は低いとわかっていても止めることができない…

これがSNSだと、無理にSNS運用にリソースを割いて、本来やるべきことが後回しになる…

そして集客が遠のいていく…

って人が多いのも事実です。

Web集客の初期段階で本当にやるべきことは?

webで集客をしたいと思ったら、優先順位を決めておくといいかと思います。

特に初期段階だと選択肢が多くて迷ってしまうこともあります。

初期段階はまず“拠点”を整えることが最優先

Web集客の土台になるのはHPやブログです。

SNSだけでは、“借り物の場所”で不安定です。

アルゴリズムに左右され、突然表示されなくなることもあります。

でも、HPやブログは自分の資産になります。

ここを整えることが最優先です。

SNSは“補助ツール”でいい

もちろん、SNSを否定するわけではありません。

初期段階では、
「発信の練習の場」
「HPやブログに誘導する窓口」
として軽く運用するくらいで十分です。

無理に全力投球する必要はありません。

力を入れるタイミングはもう少ししたらやってきます。

SNSは“やらない”選択肢もある

業種によってはSNSとの相性が悪いこともあります。

例えばBtoBやニッチな専門業種では、SNSよりもSEOや紹介の方が有効な場合も多いのです。

「あなたのお客さんがSNSを使っているか?」を基準に判断してみるいいかもしれません。

ターゲットするお客さんが、SNSを見ていないなら無理に運用する必要はないかと思います。

まとめ:SNSは必須ではないので、必要かどうかを見極めよう

SNSは強力な集客ツールに見えます。

また、周りを見てみると、「やっぱ必要かも…」と思ってしますかもしれません。

そんなときは先ほどの話から、

  • web集客初期段階からSNSに全力を注ぐ必要はないかも。
  • まずはHPやブログなど“拠点”を整えることが最優先した方が早いかも。
  • SNSはあくまで補助ツールであり、必須ではない人もいる。

「みんながやっているから」という理由で無理にSNSを始める必要はありません。

Web集客は、まず“自分の拠点を持つこと”から。

そこにSNSをどう組み合わせるかは、あなたの業種や状況に合わせて考えればいいかと思います。

私自身も、最初はSNSに必死で取り組みました。

でも、集客に繋がることはほとんどありませんでした。

むしろHPやブログをしっかり整えてからの方が、問い合わせや依頼が安定して入るようになりました。

だからこそお伝えしたいのは、「SNSは意外と必須ではないかも」ということです。

やりたいならやる、やりたくないなら無理にしない。

そのくらいのスタンスで、まずは“あなたの拠点”を大切にしてほしいと思います。